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日産リーフ@神戸

2019.03.15

電池残量62%から岡山→神戸ドライブ。充電タイミングをどう考える?

#ドライブレポート #リーフ

#中国

#近畿

日産自動車の浅井です。

全国各地を電気自動車「日産リーフ」で走り回る
日産リーフで走ってみた シリーズ
今回は神戸→岡山の逆、岡山から神戸へのドライブをご紹介します。

いつもは80~100%からのドライブをご紹介することが多いのですが、今回は少し違います。

ドライブの途中で充電が必要な時、充電タイミングをどう考えるか?も踏まえてご紹介します。






日産EVブログをご覧の皆さま、こんにちは。レポート担当Hです。

2010年代前半、リーフでドライブする時は、事前に距離を確認し、ルート上の充電スポットの場所を調べ、充電できる時間帯を確認し、もしそこが使えなかったらどこで充電できるか?と綿密に計画をしていました。

クルマの性能が向上し、充電スポットが増え、認証システムができたことで24時間使える充電器も増え、満空情報もわかるようになったいま、私がリーフのドライブで気にしているのは「充電の順番待ちを避ける」ことと「充電を待つだけの時間を極力減らすか」です。


充電の順番待ちを避けるためにはナビ、アプリの情報を駆使しています。

充電を待つだけの時間を減らすためには、何かしている間にほったらかしで(ながら)充電できる普通充電を組み合わせています。


今回はそんな私が
岡山市→神戸市ドライブ記録を例に、
充電タイミングをどう考えているかを具体的にご紹介したいと思います。





ルートの確認


神戸市から岡山市へ。
山陽自動車道をドライブします。
距離はおよそ160㎞。
(今回はスタートが岡山IC近くなので少し短めになってます)





充電スポットの確認

神戸市→岡山市間の高速道路には3カ所充電スポットがあります。

山陽自動車道
・福石PA
・権現湖PA
・三木SA



参考リンク
NEXCO西日本 (EV)急速充電スタンド






事前の予想

「十分電池残量があれば片道160㎞だから途中で充電必要ないんだけど、今回岡山を62%スタート(航続可能距離表示は162㎞)だから、途中充電1回は必要

「三木SAまで(スタートから約110㎞)は届く計算だから、福石SA、権現湖PA、三木SAのうち、空いてたところで充電しよう」


目的地までの途中で充電が必要な場合、

△めいっぱい走って充電
 そこで充電しないと動けなくなる可能性あり。
 先客がいたら待つしかなくなります。

よりも

〇余裕がある時に空いてたら充電
 この方が全体的にスムースです。
 充電の順番待ちを避けやすくなります。

今回の例だと福石SA、権現湖PA、三木SAのうち、福石SAが空いてたらそこで充電、福石SAに先客がいたら権現湖PAか三木SAで充電、という感じ。
3か所連続で先客が使用中の可能性は低いです。
(先客がいても待ち時間が数分であれば待つのもあり)





結果

岡山市出発時 日産リーフ(40kWh)メーターエアコンOFF
岡山市

電池残量 62%
航続可能距離表示 165km

前述のように電池残量62%からスタート



(↓走行距離43.2㎞)



山陽自動車道 福石PA(上り)で急速充電中の日産リーフ(40kWh)
福石PA
スタートから43.2㎞

急速充電器が空いていたので20分だけ充電。

食事時でもないのでトイレに行って飲み物買って売店見て~ぐらいの間だけ充電。
これで十分神戸まで行けます。



(↓走行距離112.1㎞)

福石PA後は雨が降り出しました。


日産リーフ@神戸
神戸市

岡山から2時間半ほどのドライブで神戸到着。

電池残量25%
航続可能距離表示 71㎞
全行程平均電費 7.2㎞/kWh



岡山市→神戸市 62%スタート
距離155.3㎞、途中充電1回20分
でした。


基本的に
一般道 e-Pedal ON
高速道路 プロパイロットON
で走っています。



このブログでは何度もご案内していますが、高速道路で移動する場合、電池残量ギリギリまで引っ張って充電すると、そこで順番待ちが発生すると避けようがなくなります。

一方、余裕のある段階、たとえば「100㎞前後のここからここの間で空いてたら充電」という計画にしておくと順番待ちを避けやすくなりますし、電池の温度も上がりにくくなり、結果的にスムースなドライブとなります。


権現湖PA(上り)EV急速充電器
今回、権現湖PA(上り)到着時には先客が。

もし「充電は権現湖PA一択!」というつもりで走っていたら、もう待つ以外ないですよね。充電始めたばっかりだったら、順番待ち30分+自分の充電時間分待つことになります。
そういう状況を避ける充電計画がおすすめです、




「おれはウン百km連続走行する」
とおっしゃる方もおられますが、安全面からも1~2時間運転したら休憩をおすすめします。そのタイミングに合わせて充電できれば電気自動車だからといって余計に時間がかかるということもありません(充電が必要な回数にもよりますが)。


充電器の満空情報はナビやアプリ等で確認できるので、慣れれば予想もできます。

私の場合、高速道路を走る際は出発前にスマホアプリ高速充電なびでルート検索しておいて、その画面を表示させっぱなしにして充電器が空いているかどうかチェックしてます(運転中なので操作はしません)。充電開始時間がわかるので(基本30分で充電が終わるので)終了時間もわかります。

情報を上手に使って電気自動車でのドライブお楽しみください。









記録詳細
クリックするとメーター写真が確認できます。


岡山市
62%
165㎞

福石PA(スタートからの距離43.2㎞ 以下同)
20分充電後メーター
41%→73%
111㎞→193㎞

権現湖PA(101.8㎞)
50%
134㎞

三木SA(112.4㎞)
43%
117㎞

神戸市(155.3㎞)
25%
71㎞
全行程平均電費 7.2㎞/kWh







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高速道路を走行中の日産リーフ




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車両は2017年モデルの日産リーフ(40kWh駆動用バッテリー搭載車)。
Gグレードです。

乗車人数は常時は1人。
福石PAまではエアコンOFF。福石PAを過ぎた頃から雨が降り出し気温が下がったので暖房ON.ステアリングヒーターは常時ON、クイックコンフォートシートヒーターは福石PA以降OFF使用でした。
走り方は流れに合わせています。

電費は、ガソリン車でいう燃費に相当する言葉で、電気1kWhで何キロ走ることができたかを表す数値です。数値が大きくなるほど効率がよいことになります。

プロパイロットは高速道路や自動車専用道路でご使用ください。安全運転をおこなう責任はドライバーにあります。システムの能力には限界がありますので、システムだけに頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。

なお、本記事中に電池残量等の数値を記載しておりますが、メーカーとして保証するものではありませんので、あくまで一例としてお考えください。
実際のドライブの際には余裕のある計画を立ててお出かけください。
情報は2019年2月時点のものです。

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